葬儀で会社を休む時に気を付ける事

葬儀って計画的に行われる事は無く、突然訪れる不幸なだけにとまどう事も多いと思います。会社勤めをしている人にとっても、繁盛期だったりすると休んで良いのか不安になりますね。葬儀で会社を休む場合は、通常は忌引の特別休暇という形になると思います。忌引というのは、近親者が無くなった為に、葬式に出席する為や喪に服すなどの理由で、会社等を休む事です。

会社が忙しい時期に休むとなると周りに負担を掛ける事にもなるので、上司や関係者には仕事の引継ぎの連絡をしておきましょう。また、自分から見てどういう関係の親族がいつ亡くなったのかを説明する事、その忌引きとなる期間の確認、移動に時間を要する場合にその往復の移動日数も忌引きに含むことができるかどうか等を確認しておきましょう。特別休暇に関する事は、法律で定められてなく、会社が独自に決めている事なので、自分の会社の就業規則を確認しておきましょう。あまり良い話ではありませんが、「急に親戚が亡くなり、葬式に参加する事になりました」と言って会社を仮病で休む人が結構います。

それ故に、「葬式で休む」と言うと疑われる場合もあります。その際に証拠となるのが会葬礼状です。会葬礼状とは、喪主が参列者ひとりひとりに対してお礼を申し上げる代わりに礼状にしてお渡しするものです。なので、それを会社に持って行けば信じてもらえるでしょう。

忌引は有給と違い、会社ごとに解釈が全く違います。「葬儀という理由があるにせよ、会社を欠勤したんだ」と言って無給にされても違法ではないのです。こういう会社の場合は、忌引という特別休暇ではなく、有給休暇を申請すれば良いのです。

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