葬儀の時のお寺との連絡

葬儀を行うことになった時、お寺に連絡をする必要がある場合があります。菩提寺がない場合は葬儀社が紹介してくれるお寺で行うので、連絡も手配も、すべて会社の方が行ってくれます。ただ、菩提寺がある場合は連絡をする必要があるのです。菩提寺とは、先祖から代々同じ宗派を守り、墓や位牌をおいて埋葬する場所として決めて、供養などを行うお寺のことです。

この菩提寺に連絡をする時、伝えるべき事柄は決まっているので、知っておくようにしましょう。まず、亡くなった人の名前です。亡くなった時間と、享年、生年月日と、連絡をしている人の名前は、最低限伝えるようにします。これらのことを伝えた上で、枕経を依頼します。

枕経とは、安らかにあの世へいくことが出来るように枕元で読経をすることです。枕経に来てもらった時に、お通夜、葬儀、初七日などについて、日程の打ち合わせをすることになります。枕経に来てもらうときは、数珠を用意しておきますが、喪服を着替えなくてもよいです。地味な平服で大丈夫です。

日程の打ち合わせをするときは、お寺の都合をまず尋ねるようにします。日程や、会食への出席の有無、火葬場まで来てもらえるのかどうかなどについて、しっかりと確認しておくようにしましょう。戒名で希望がある場合は、この時に伝えておくようにします。葬儀社に紹介されたお寺である場合は、宗派を告げることと、どのようなお寺なのか確認することが大切です。

葬儀の時はお寺とのやりとりが色々とありますので、知っておくようにしましょう。

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