後悔しない永代供養墓の選び方

少子高齢化などの影響で、永代供養墓を選ばれる方が増えています。お子さんが海外など離れた所に住んでいる、お子さんがいない、一人暮らしで身寄りがない、お子さんに墓の心配をさせたくない、など様々な理由でこれまでのようなお墓のスタイルを維持することが難しいという方が選ばれているのです。確かに一度決められた費用を納めれば、後はずっと管理してもらえるという永代供養墓は安心感があり、便利でもあります。しかしだからこそ選ぶ時には注意したいポイントもいくつかあると言えるでしょう。

永代供養墓選びは、言い換えればお寺選びということになります。供養をしてくれるのはあくまでお寺なので、責任を持ってずっと供養し管理してもらえるのか、その点を確認してみる必要があります。募集業者が前面に出ているなど、あまりに営利目的を露わにしている所は、避けた方がいいでしょう。後はご自身で実際にそのお寺に出向き、供養の仕方や墓の仕様、住職の人となり、何より全体に感じられる空気など、その目で確かめてみましょう。

全体にすがすがしい、心が洗われるような感触を持たれるようでしたら、そのお寺は合格と言えます。その上で、ご自身の永代供養墓にする目的をはっきりさせましょう。供養してくれる人がいないから選ぶのか、それとも自分で自由に墓を決めたいのか、あるいは金額的な問題か、それによって選ぶお寺が変わってきます。金額を何より重視したいのなら合祀墓が一番ですし、自分の望む場所というのなら、お寺の立地を第一に考えるべきでしょう。

人生の締めくくり、しっかり選んで悔いのない終の棲家を手に入れましょう。

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