人生で誰もが1度は考える葬儀のことですが、何も親や親族のことばかりではありません。昨今ではエンディングは自分で考えるというコンセプトのもと、葬儀に関する相談センターやインターネットサイトが普及してきています。しかし、相談と言ってもどのように利用して良いのか、果ては何を目的に利用して良いのかはっきりと分からないという人も多いのではないでしょうか。まず、相談センターを利用するきっかけとしては今後に不安を感じたというもので構いません。

例えば最近記憶が曖昧になってきたから認知症になる前に今後について話しておきたい、もしくは法的なサービスを利用したい、遺族に迷惑をかけたくない、自分の意思を間違いなく伝えたいなどエンディングには様々なニーズがあるはずですので葬儀以外のそうした些細なことでも相談センターを利用しても構いません。後見人制度、遺言書、短期保険など各分野のサービスで何らかのサービスが受けられるはずですので、少しでも不安を取り除いてエンディングを迎えることができます。利用の流れも比較的簡単で、センターに行くと専門の係員が話を聞いてくれます。その話の内容から利用者にとって必要なサービスを紹介してくれるというものです。

必要以上の営業をされることはありませんので、高齢者でも安心して利用できます。介護や医療、法律の無料相談をできる所がありますが、感覚としてはそうした所と同じように考えると利用しやすいのではないでしょうか。